メンズファッションにおいて、コーデにアクセントをつけてくれるのが時計。
ファッションアイテムとして楽しむだけでなく、ビジネスシーンやスポーツなど、さまざまな場面で重宝します。
しかし、時計は価格帯が幅広くデザインも多岐に渡るため、最適な1本を見つけるのは難しいですよね。
そこで、今回は20代・30代の男性に人気のメーカーやおすすめの製品をご紹介。
時計を初めて購入する方はもちろん、長く大切に使えるモノを探している方も、ぜひ参考にしてみてください。
メンズファッション時計の選び方
フォーマルな時計の選び方
出典:amazon
はじめにおさえておきたいのが、フォーマルなシーンで着用する時計はデジタル時計ではなくアナログ時計を選ぶのが鉄則だということ。
デジタル時計はカジュアルに見えるだけでなく、稚拙な印象を相手に与えてしまうからです。
特にビジネスマンは、誰から見ても信頼感のある服装をすることが重要。
その点、シンプルな長針と短針のアナログ時計はスーツとよく馴染み、社会人としての格も高めてくれます。
出典:amazon
同じアナログ時計でも、ブランド・機能・デザインによって価格はさまざま。
ですが、高価なモノを無理に購入する必要はありません。
新社会人や20代の場合は、2～3万円程度でも見映えがよく、重厚感のあるモノを選ぶとよいでしょう。
それに対して、30代以降の男性の場合はデザインだけでなく、値段もしっかりと意識する必要があります。
職場の環境にもよりますが、新社会人がつけるような時計はあまり印象がよくありません。
具体的には、10万円～20万円ほどの予算があると、高級感があり長く使えるモノと出会えると私は思います。
時計の種類での選び方
出典:amazon
腕時計の代表的なムーブメント（動力）は、「クォーツ式」、「機械式」、「ソーラー式」の3種類があります。
はじめに、クォーツ式は電池タイプの腕時計で、精度が高くほとんど時間がずれることがないのが特徴です。
出典:amazon
一般的なタイプであれば2～3年に1回ほど電池交換をすれば良いので、気軽に使いたい方におすすめします。
次に、電池で動くクォーツ式とは違いゼンマイを巻いて動かすのが機械式腕時計です。
出典:amazon
機械式には、定期的にゼンマイを巻く必要がある「手巻き」と、手を振る動きで自然とゼンマイが巻かれる「自動巻き」の2種類があります。
どちらもゼンマイを動力にしているので、電池交換の必要がありません。
クォーツ式と比べると精度が低くゼンマイを巻く手間もありますが、使い続けるにつれ愛着がわくのが魅力です。
そして、太陽光や照明などで充電できる二次電池を使用しているのがソーラー式の腕時計。
出典:amazon
電池交換を必要とせず、手入れの時間がかからないのがソーラー式の最大のメリットです。
デメリットは、ソーラー式の腕時計の種類が少なかったり、充電せずに放置すると電池が劣化したりすること。
また、電子回路は10年ほどで寿命を迎えてしまうので、一生ものとして使うのは難しいことを覚えておきましょう。
メンズファッション時計のおすすめブランド
CITIZEN（シチズン）
出典:amazon
シチズンは、創業100年を超える歴史をもつ日本の時計メーカー。
電池交換が面倒な方に嬉しいソーラー充電システムの製品を初めて販売したのもシチズンです。
ラインナップが豊富なので、1～2万円ほどの手頃な価格帯でも時計を購入可能。
新社会人や20代の方でも十分に手が届きます。
また、シチズンの高級ラインである「ザ・シチズン」は、30～40代の大人の男性向けのシンプルで堅実なデザインが特徴。
アフターサービスも充実しているので、一生ものの時計が欲しい方にもおすすめのブランドです。
SEIKO（セイコー）
出典:amazon
シチズンと並んで比較されることが多いのが、国内時計メーカーのセイコーです。
セイコーは1881年創業なので、シチズンよりも長い歴史があります。
ビジネスで使える時計はもちろん、ダイビングやジョギングなどさまざまな使用環境に耐えられる時計も選択可能。
また、セイコーは10万～20万円の価格帯に良モデルが多く、大人にふさわしい高級時計が欲しい方におすすめします。
ワンランク上の時計を身につけたい方や、退職祝いや結納返しなど、大切な方への贈り物にもぴったりのブランドです。
SKAGEN（スカーゲン）
出典:amazon
スカーゲンは、1989年にデンマークで誕生した時計メーカーです。
余計な装飾がないシンプルな北欧デザインと、1～3万円ほどの価格の安さが人気の秘密。
2004年には、世界最大の時計の見本市である「バーゼル・フェア」にて世界の時計ブランド第10位を獲得しています。
シンプルで美しいデザインはもちろん機能面も優れているので、世代を越えておすすめしたいブランドです。
NIXON（ニクソン）
出典:amazon
ニクソンは、アメリカ西海岸の小さな街である「エンシニータス」で誕生しました。
1998年の設立当初は、高い防水性と耐久力が必要とされるサーファー向けの腕時計を中心に販売。
そのユニークなデザインが評価され、「おしゃれなカジュアル時計」としてデイリーユースされるようになりました。
ニクソンの腕時計は大きめのモノが多く、カラフルなので存在感抜群。
ファッションの主役になる時計が欲しい方にぴったりのブランドです。
メンズファッション時計の人気商品は？
20代におすすめ
CITIZEN（シチズン） シチズンコレクション エコ・ドライブ VO10-6741F
出典:amazon
ずっしりとした重厚感があるため、値段よりも高価に見えるのが特徴の本製品。
太陽光や室内の照明などの光をとらえて充電するので、面倒な電池交換がいりません。
付属の工具を使えば、自分の手首のサイズに合わせて簡単に調節もできます。
カジュアルにもフォーマルにも幅広く使えるため、プレゼントにもおすすめのメンズ時計です。
SKAGEN（スカーゲン）ウルトラスリムチタン T233XLTMN
出典:amazon
美しいブルーの文字盤が特徴の本製品。
ケースやベルトには軽くて丈夫なチタンを採用しており、厚さはわずが6mmしかありません。
また、汗がついたり、雨などに濡れたりしても耐えられる防水仕様なのも嬉しいポイント。
アクセサリーとして存在感があるので、普段のコーデにアクセントをつけるのにぴったりな時計です。
NIXON（ニクソン）ユニット A197-000
出典:amazon
車の部品にも使用されるほど丈夫なポリカーボネート製の腕時計。
10気圧防水仕様なので汗や湿気に強く、雨に打たれたり川遊びをしたりしても問題ありません。
さらに、ストップウォッチやアラームなどの機能もついており、ウォーキングやジョギングなどのスポーツにもおすすめ。
数字が見やすくおしゃれなデザインなので、カジュアルなコーデが好きな方にもおすすめの腕時計です。
30代におすすめ
SEIKO（セイコー）グランドセイコー SBGX261
出典:amazon
本製品は、機械式時計のような太く堂々とした針が特徴のクオーツ時計です。
世の中にあるほとんどのクオーツ時計が機械で作られるのに対して、本製品は職人が手作業で組み立てられています。
カレンダー機構が搭載されている文字盤側と、時間精度を司るムーブメント側で別々の職人が組み立てを担当。
それぞれの熟練の技が集結し、正確な時間を刻み続けてくれます。
袖口に時計全体がおさまるよう小さめにデザインされているので、見せびらかすような威圧感がありません。
上品なおしゃれを楽しみたい方や、責任ある立場の方にふさわしい時計です。
HAMILTON（ハミルトン）ジャズマスターオープンハートジェント H32705141
出典:amazon
1892年にペンシルバニアで誕生し、100年以上の歴史をもつ「ハミルトン」の腕時計。
針が進むごとに重厚で心地よい音を立てる、機械式自動巻きタイプの製品です。
また、本製品は時計の心臓部であるムーブメント部分が見えるオープンスタイルの文字盤が最大の特徴。
ハミルトンがこれまでに培ってきた技術が産み出した、革新的かつ洗練された魅力的なデザインです。
スタイリッシュでありながら実用性もあり、大人の男性が持つにふさわしい製品だと私は思います。
TAG Heuer（タグ・ホイヤー）カレラWAR211C.BA0782
出典:amazon
1860年に設立されたスイスの高級時計メーカー「タグ・ホイヤー」の腕時計。
本製品は、タグ・ホイヤーの中でも人気がある100m防水仕様のスポーツモデルです。
ジョギングはもちろん、マリンスポーツで活躍すること間違いなし。
また、主張しすぎない落ち着いたデザインは、ビジネスシーンにもよく馴染みます。
これ1つでさまざまなシーンに使えるため、アクティブに過ごしたい方におすすめの腕時計です。
まとめ
出典:amazon
ここまで、時計の人気メーカーや年代別おすすめ品をご紹介しました。
一口に時計と言っても、デザイン・手入れの方法・機能などさまざまな要素があります。
価格だけにとらわれずに、使用する場面を考えながら選ぶのが大切です。
この記事を参考に、つけるだけでワクワクするような素敵な時計を探してみてくださいね。
