機能性に優れているだけでなく、デザイン性にも優れているのが「アウトドアアイテム」。
普段のファッションに加えるだけで、程よくアクティブさを演出できる便利なアイテムです。
ただし、合わせ方を間違うと野暮ったく見えたり、山登りの服装にしか見えなくなったりする恐れもあるので注意が必要です。
この記事では、アウトドアアイテムの採り入れ方やおすすめブランドをご紹介。
年齢別コーデも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
メンズファッションアウトドアスタイルを作るコーデ術は?
アウトドアファッションとは?
出典:ZOZOTOWN
アウトドアファッションとは海・川・山などのアウトドアで着るアイテムを日常に採り入れるスタイルのこと。
代表的なアイテムには、ダウンジャケット・マウンテンパーカー・トレッキングシューズなどが挙げられます。
これらのアイテムは機能性に優れているだけでなく、町中でもおしゃれに着こなせるモノばかり。
普段のファッションがマンネリ化している方は、アウトドアアイテムを上手に採り入れておしゃれの幅を広げてみましょう。
コーデ術①アウトドアアイテムで全身を固めない
出典:ZOZOTOWN
一番重要なポイントは、全身をアウトドアアイテムで固めないこと。
アウトドアアイテムを採り入れすぎると、まるで山登りやキャンプなどに行くような服装になり町中では浮いてしまいます。
アウトドアアイテムを採り入れる数は、1〜2つが目安です。
例えば、見た目にもボリュームがあるダウンジャケット。
出典:ZOZOTOWN
羽織るだけでボリュームがあり、良くも悪くもアウトドアっぽさを高めてしまうアイテムです。
ダウンジャケットを着用するなら、他のアウトドアアイテムは入れない方が良いでしょう。
さらに、ニット・シャツ・スラックスなどきれいめアイテムを採り入れるとコーデがバランスよくまとまると私は思います。
コーデ術②シルエットに気をつける
出典:スプートニクス
アウトドアアイテムは防寒性を重視されているため、通常のファッションアイテムよりも厚手のモノが多い傾向にあります。
出典:ZOZOTOWN
そのため、組み合わせるアイテムを間違うとシルエットがモコモコとしてしまい野暮ったく見える恐れがあります。
トップスにアウトドアアイテムを採り入れるなら、ボトムスはタイトなモノを選ぶのが鉄則。
そして、ボトムスにアウトドアアイテムを採り入れるなら、トップスはタイトなモノを合わせるようにしましょう。
また、アウトドアアイテムは通常よりも大きめに作られているため、普段と同じサイズを選ぶと大き過ぎることもあるので注意してください。
いつも自分が着ているアイテムよりも1つ小さなサイズを選ぶと、ダボつかずきれいに着こなせますよ。
コーデ術③柄・色は控えめがベスト
出典:ZOZOTOWN
アウトドアアイテムは、柄のあるモノや鮮やかな色のモノが多いのが特徴。
山中で遭難した時などにすぐに発見してもらえるよう、赤・黄・オレンジなどの遠くから見ても目立つ色が主流です。
このような目立つ色はコーデにアクセントを与える役割もあるため、差し色としては重宝します。
しかし、全身を目立つカラーでまとめるのはしつこい印象になるためおすすめできません。
タウンユースには、黒・グレー・茶などのシンプルなモノが適しています。
出典:ZOZOTOWN
そうした無難のカラーのなかに、差し色として鮮やかなカラーのアイテムを入れると良いでしょう。
メンズファッションアウトドアおすすめブランド
patagonia(パタゴニア)
出典:パタゴニア公式サイト
パタゴニアとは、1957年に創業したアメリカのアウトドアブランドです。
創業者は、鍛冶屋にして登山者であるイヴォン・シュイナード。
イヴォンは、当時の登山者がコットンやウールなど水に濡れても乾きにくいアイテムを着用していることを気にかけていました。
撥水しやすく保温力に優れている素材を探し求めた結果、北大西洋の漁師が使う乾きやすく化学繊維のセーターに目をつけます。
試行錯誤の結果、1980年にポリプロピレン製のアウトドアアイテムを発表し、大ヒットを記録したのです。
出典:パタゴニア公式サイト
さらに、1980年代にはこれまでにない斬新なアウトドアウェアを展開。
かつてのアウトドアウェアには見られなかったコバルトブルー・アロエ・シーフォームなどの鮮やかな色のアイテムを発表したのです。
こうした色のアイテムはファッション性を追求する人々の間で注目を集め、一躍流行になりました。
その後も革新的なアイテムを次々と発表し、アウトドアブランドとして不動の地位を築いたパタゴニア。
他とはかぶらない独創的なアイテムが欲しい方におすすめのブランドです。
パタゴニア公式サイト
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
出典:ザ・ノース・フェイス公式サイト
ザ・ノース・フェイスとは、アウトドア用品や登山用品などを手でかけるアメリカのブランドです。
1968年の創業当時は小さな企業でしたが、まもなく発表した寝袋が大ヒット。
さらに、1970年には現在のダウンジャケットの元祖と呼ばれる「キャンプシェラ」を発売します。
出典:ZOZOTOWN
キャンプシェラは、当時流通していたどのアウターよりも軽く温かく、開発者自身が出来ばえに惚れこんだほどの逸品。
この製品をきっかけに、ザ・ノース・フェイスは世界的なアウトドアブランドとして認知されるようになりました。
現在でも多くの派生モデルが販売されていますが、デザインはほとんど変わっていません。
アウトドアファッションに挑戦するなら、ぜひ手に入れておきたいアイテムです。
ザ・ノース・フェイス公式サイト
Columbia(コロンビア)
出典:コロンビア公式サイト
コロンビアは、1938年にアメリカのオレゴンで誕生したアウトドアウェアのブランドです。
コロンビアの強みは、他社の技術に依存せず自社で製品の開発を行っていること。
他社の技術を流用していないのでコストがかからず、高性能な製品を手頃な価格で提供しています。
まず手に入れておきたいのは、「アルパインアクションジャケット」。
出典:Wowma
3レイヤーの防水透湿性素材「オムニテック」が採用されており、防水性と耐久性が高いのが特徴です。
そして、一風変わったデザインの「アーチャーリッジジャケット」も外せないアイテム。
出典:ヤフーショッピング
防風技術「オムニウインドブロック」を採用しているほか、通気性にも優れており長時間着ても蒸れにくいのが特徴です。
デザイン性はもちろん機能性も重視したい方は、コロンビアのアウトドアウェアを検討してみてください。
コロンビア公式サイト
メンズファッションアウトドア人気コーデは?
20代
出典:ZOZOTOWN
まずは、コロンビアの人気フリースを使ったコーデです。
出典:WEAR
一般的なフリースにありがちなボリューム感がなく、きれいめのシャツと相性抜群。
黒と白を中心にコーデが作られており、洗練された雰囲気を感じさせます。
続いては、アクティブに動きたい方におすすめのコーデ。
出典:ZOZOTOWN
アウトドアアイテムとスポーツアイテムがミックスされているのが特徴。
ブラックデニムのジョガーパンツが、大人っぽいニュアンスも追加してくれています。
動きやすさとおしゃれさのある、バランスのとれた上級者向けのコーデです。
30代
出典:ZOZOTOWN
まずは、ナイロンのダウンジャケットを使ったシンプルなコーデから見ていきましょう。
出典:ZOZOTOWN
分厚すぎないダウンジャケットを使うことで、すっきりとしたシルエットを実現。
丈も短めなので、軽快さを感じさせるコーデに仕上がっています。
続いては、夏におすすめのコーデです。
出典:ZOZOTOWN
ビッグシルエットのプリントTシャツに、ゆったりとしたデニムをチョイス。
足元をロールアップすることで、クライミングロープをモチーフにしたおしゃれなサンダルをさりげなくアピールしています。
シンプルなように見えて、細部までこだわりの詰まったコーディネートです。
40代
出典:ZOZOTOWN
大人っぽい雰囲気を出したい方におすすめなのが、こちらのコーデ。
出典:ZOZOTOWN
インナーにタートルネックを合わせることで、フォーマルな印象をプラス。
ここにテーラードジャケットなどを羽織ると「キメすぎ」のコーデになってしまうので、ダウンジャケットが大正解のコーデです。
最後に、汎用性の高いマウンテンパーカーを使ったコーデを見ていきましょう。
出典:ZOZOTOWN
きれいめにもカジュアルにも使えるマウンテンパーカーをサラリと羽織ったコーデ。
見た目よりもボリュームがあるため、シャツを合わせてもシルエットがもたつかずきれいな着こなしが実現しています。
上記のようなネイビーや黒などのマウンテンパーカーがあると、着こなしの幅がぐっと広がり便利ですよ。
まとめ
出典:ZOZOTOWN
ここまで、アウトドアファッションのコーデ術やブランドなどを紹介しました。
機能性に優れており、夏は涼しく冬は温かく過ごせるのがアウトドアアイテムの魅力。
最近のアウトドアアイテムはタウンユースもできるようデザイン性に優れたのモノも多く販売されています。
また、アウトドアアイテムは耐久性にも優れているため、長期間着用しても生地がへたりにくくコスパが抜群なのも魅力。
着心地がよくおしゃれなアウトドアアイテムで、コーデの幅を広げてみてください。