メンズファッションにおいて、目まぐるしく変わる旬のコーデ。
流行りのアイテムは積極的に採り入れたいものですが、季節ごとに服を新調するのは大変ですよね。
そこで、今回の記事ではおすすめの定番アイテムやコーデをご紹介。
「おしゃれをしたいけど、何が流行っているのか分からない」、「今日は何を着よう」とお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
メンズファッション定番アイテムがおすすめの理由は?
一生モノとして使える
なんといっても定番アイテムの強みは、トレンドに関係なくどんな時も着られること。
メンズファッションは1年ごとに流行り・すたりが激しく移り変わるため、トレンドアイテムには危険がいっぱいです。
「去年購入したばかりなのに、デザインが古くさく感じる」という経験が私にもあります。
しかし、定番アイテムならそうした心配がありません。
また、多少値段が高くとも定番アイテムは長く使えるので、トレンドアイテムよりもコスパが良いと私は思います。
着まわし力抜群
出典:ZOZOTOWN
定番アイテムにはオーソドックスなデザインが多いため、さまざまなコーデに活用できます。
例えば、下記のようなシャツ。
出典:メンズファッションプラス
1枚で着るのはもちろん、羽織ものにも重宝します。
出典:スプートニクス
重ね着をしてもしつこくならず、清潔感がありますよね。
また、蒸し暑い季節に使いたいハーフパンツとシャツを使ったコーデを見てみましょう。
出典:スプートニクス
シャツを羽織ることでハーフパンツのカジュアルな印象が薄まり、清潔感のあるコーデが実現していますよね。
このように、定番アイテムはさまざまなコーデが実現可能。
定番アイテムを使えば、「今日は何を着よう?」という悩みも解消できると私は思います。
初心者でもおしゃれになる
出典:スプートニクス
初心者が陥りがちなのが、インパクトのあるアイテムの乱用。
派手なデザインのアイテムを使えば、おしゃれに見える訳ではありません。
例えば、下記のような柄シャツ。
出典:ZOZOTOWN
このようなデザインのシャツは、かなりのおしゃれ上級者でなければ着こなせません。
それに対して定番アイテムは、初心者でも簡単にきれいめコーデが作れるのが魅力です。
実際に、定番アイテムだけを使った下記のコーデをご覧ください。
出典:スプートニクス
このコーデでは、きれいめのシャツ・ネイビーのパンツ・白のスニーカーを使用しています。
とてもシンプルですが、このコーデで嫌な印象をもたれることはほとんどないでしょう。
「今の流行りのアイテムが分からない」という方こそ、ぜひ定番アイテムを極めるべきだと私は思います。
メンズファッション定番おすすめアイテム3選
おすすめアイテム①デニムパンツ
出典:ZOZOTOWN
メンズファッションの王道アイテムと言えば、デニムパンツ。
その中でも特におすすめしたいのが、ストレートのデニムパンツです。
裾が細くなったり広がったりしておらず、履いたときにまっすぐなラインができるように作られています。
出典:ZOZOTOWN
ベーシックなデザインなので、さまざまなアイテムと合わせられるのが魅力。
また、脚が長く見えるためスタイルアップにも効果抜群です。
ワイドパンツやスキニーパンツなどと違い、トレンドに左右されず長く使えるアイテムだと私は思います。
おすすめアイテム②ボーダーカットソー
出典:シップス公式通販サイト
春夏は1枚で着用したり、秋冬はインナーとして使ったりと季節を問わず使えるのがボーダーカットソー。
とても優秀なアイテムですが、下記のようなボーダーのラインが太めのタイプはあまりおすすめできません。
出典:シップス公式通販サイト
10~20代の男性が着用すると元気でハツラツとしたイメージになりますが、30代以降の男性が着用すると子どもっぽい印象になる恐れがあります。
どの世代でも使いやすいのは、ボーダーのラインが細めのタイプです。
出典:シップス公式通販サイト
非常にシンプルなデザインなので、1枚で着用するとスマートな印象が与えられます。
また、パーカーやジャケットと合わせてもスタイリッシュにまとまるので秋冬のコーデにも活躍すること間違いありません。
おすすめアイテム③シンプルな白シャツ
出典:無印良品オンラインストア
シンプルな白シャツは、季節を問わず使えるのでメンズファッションには欠かせないアイテム。
まず、下記のようなデザインのシャツを手に入れましょう。
出典:ユニクロ公式通販サイト
オックスフォードシャツと呼ばれる、もっともシンプルなデザインのシャツです。
縦糸と横糸を2本ずつ織り、ふっくらとした質感と肌触りのよさが特徴。
シワになりにくく丈夫なので、家庭でも簡単に手入れができます。
また、オックスフォードシャツにはさまざまな素材がありますが、一番使いやすいのはコットン(綿)製のモノ。
出典:ZOZOTOWN
吸水性や通気性に優れているので、蒸し暑い季節のコーデにはもちろん重ね着にも重宝しますよ。
メンズファッション定番の着こなし法
デニムパンツの着こなし
出典:ZOZOTOWN
デニムパンツは世代を選ばず、どのように履いても外れなく着こなせるアイテム。
とはいえ、ダメージや装飾が施されたデニムパンツは着こなしのハードルが上がるので注意が必要です。
そのため、ここではシンプルなストレートのデニムパンツにしぼって着こなし法をお伝えしていきます。
ストレートのデニムパンツを1本選ぶなら、きれいめにもカジュアルにも使える濃いめのインディゴブルーのデニムパンツがおすすめ。
出典:ZOZOTOWN
落ち着いた色合いのデニムパンツは、シンプルなシャツと合わせるだけで大人っぽいコーデが簡単に作れます。
出典:ZOZOTOWN
また、濃いめのインディゴブルーは履き続けることで少しずつ色落ちして「味」が出てくるカラーです。
多少高価でも、質の良いモノを購入するのをおすすめします。
なお、ストレートのデニムパンツを着こなすためには、自分のサイズに合ったモノを選ぶのは必須条件です。
そのため、手間を惜しまずに試着は必ず行うようにしましょう。
また、パンツを試着したら実際に歩いてみるのをおすすめします。
出典:ZOZOTOWN
歩くことでウエストがカパカパとずれてしまったり、下半身が窮屈になったりしないか入念に確認しましょう。
さらに、ストレートパンツの場合、足の付け根部分と足首がだぶついていないかもきちんと見てください。
出典:ZOZOTOWN
これらの部分がもたついていると、足が短く見えたりだらしなく見えたりするので、注意してくださいね。
ボーダーカットソーの着こなし
出典:ZOZOTOWN
ボーダーカットソーの最大の長所は、爽やかな見た目。
サラリと1枚で着るだけなのに、涼しげな印象を与えられます。
さらに清涼感を出すためには、下記のように足元に一工夫加えてみましょう。
出典:メンズファッションプラス
軽くロールアップして足首を見せるだけで、こなれ感が出てきます。
また、ボーダーシャツを使ってきれいめを演出したいなら、テーラードジャケットと合わせるのが鉄板。
出典:ZOZOTOWN
テーラードジャケットがもつ「きちんと感」に、ボーダーシャツの爽やかさが加わり、好印象なコーデが完成しますよ。
ただし、ボーダーカットソーには、横に広がって見えてしまうという短所があります。
ボーダーカットソーでスタイルアップを狙いたいなら、ジャストサイズのカーディガンと合わせましょう。
出典:ZOZOTOWN
ジャストサイズのカーディガンを羽織ることで側面が削れるので、細見えスタイルが狙えますよ。
白シャツの着こなし
出典:ZOZOTOWN
シャツの袖には、大きく分けて半袖・七分袖・長袖の3種類の長さがあります。
袖の長さによってコーディネートの方法は異なるため、それぞれの長さに合わせたコーデをご紹介しましょう。
まずは、半袖の白シャツの着こなし法からご説明します。
半袖が活躍するのは、蒸し暑い夏。
半袖シャツを使って、いかに涼しげに見せるかが重要なポイントです。
そこでおすすめしたいのが、下記のようなコーディネート。
出典:スプートニクス
とてもシンプルな組み合わせですが、クロップドパンツと呼ばれる半端丈のパンツを使うのがコツ。
あえて足首が見えるパンツを履くことで、涼しげな印象を与えることができます。
クロップドパンツに手を出しにくい方は、手持ちのパンツをロールアップして代用しても良いでしょう。
続いて、七分袖の白シャツの着こなし法です。
七分袖の長所は、長袖のように暑苦しくなく、半袖よりも上品に見えること。
そうした七分袖の長所を生かせるのが、下記のようなコーディネートです。
出典:スプートニクス
白と黒の2色にカラーをしぼり、シンプルさをとことん追及。
また、手首と足首をしっかり見せることで、快適さと清涼感を演出するのがポイントです。
このような上品なコーデを気軽に作りたい方は、七分袖をぜひ採り入れてみましょう。
最後に、長袖の白シャツの着こなし法です。
出典:ZOZOTOWN
ボーダーカットソーに白シャツを合わせた鉄板の組み合わせ。
体型や年代を選ばずに使えるので、最強のコーディネートだと私は思います。
長袖のシャツが暑苦しく見えないよう袖をラフに折ったり、透ける素材を選んだりするのがポイントですよ。
まとめ
出典:ZOZOTOWN
ここまで、おすすめの定番アイテムやコーディネートについて解説してきました。
定番アイテムの最大の強みは、さまざまなアイテムと合わせられること。
また、シーズンごとに新たなアイテムを購入する必要もありません。
質の良い定番アイテムを選べば長く使えるので、愛着も沸きますよね。
ぜひこの記事を参考に、定番アイテムを生かしたおしゃれを楽しんでみてくださいね。