いつものファッションに少しだけ変化をつけたい時に便利なアイテムといえば、帽子ですよね。
帽子にはキャップ、ハット、ニット帽など様々な種類があるため、カジュアルにはもちろんフォーマルなファッションにも対応できます。
ところが、「帽子の合わせ方が分からない」、「帽子が似合わない」と悩んでいる方は意外に多いもの。
そこでこの記事では、帽子が似合わない理由とその対処法や、季節に応じたおすすめのコーディネートをご紹介します!
目次
メンズファッションの帽子が似合わない理由は?
キャップが似合わない理由
出典:amazon
様々なブランドから販売されており、カラーやデザインも豊富なのがキャップ。
スポーティーで爽やかな印象を与えられるので、カジュアルな服装にピッタリですよね。
しかし、キャップはかぶり方やデザインによって、似合う・似合わないが大きく分かれてしまうアイテムでもあります。
キャップが似合わない理由は大きく分けると3つあるので、順番にご説明しましょう。
キャップが似合わなくなる原因の1つ目は、かぶり方です。
例えば、前髪が長い方や毛量が多い方がそのままキャップをかぶるのは絶対にNG。
頭の周りに不自然なボリュームが生まれたり、キャップが浮いてしまったりする原因になります。
前髪を少しサイドに流してからキャップをかぶったり、頭の大きさよりも少しサイズを大きくしてゆったりとかぶったりすると良いでしょう。
もしくは、ブラックやネイビーなどのカラーを選ぶのもおすすめです。
出典:ZOZOTOWN
このようなカラーであれば、髪の毛にボリュームがあってもキャップだけが浮いて見える心配がありません。
キャップが似合わない理由の2つ目は、フォーマルな服装に合わせていること。
キャップはカジュアルなアイテムとは相性抜群ですが、フォーマルなアイテムは苦手分野。
キャップをかぶる時は、なるべくカジュアルなアイテムの比率を多くするよう意識しましょう。
革靴やシャツなどフォーマルなアイテムと合わせたい時は、下記のようなコーディネートがおすすめ。
出典:ユナイテッドアローズ公式通販サイト
カジュアルなスウェットを使うことで、革靴とシャツを着用してもバランスよく仕上がっていますね。
キャップが似合わない理由の3つ目は、頭の大きさに合わないモノをかぶっていること。
例えば、頭が小さめの方が大きなキャップをかぶると幼い印象を与えてしまいます。
より分かりやすいよう、子どもの画像で見てみましょう。
出典:wear
このように顔の半分が隠れてしまうだけでなく、サイズが大きすぎるとキャップの形が崩れてしまいます。
頭が小さめの方は、「つばが視界を遮らない高さにあるか?」、「キャップがずり下がってこないか?」という2点を確認してキャップを選ぶようにしましょう。
反対に、頭の大きな方がサイズに合わないキャップをかぶると、顔が余計に大きく見えてしまう危険性があります。
頭が大きめの方は、こめかみあたりまできちんとキャップがかぶれるサイズを探すようにしましょう。
また、つばがしっかりとカーブを描いているモノを選ぶのがおすすめ。
出典:amazon
視線をツバのあたりに集められるので、小顔効果が期待できますよ。
ハットが似合わない理由
出典:amazon
キャップの得意分野がカジュアルなのに対して、ハットはフォーマルなファッションと合わせやすいアイテム。
かぶるだけで大人っぽく見えたり、コーディネートの格が上がって見えたりする効果もあります。
しかし、ハットは合わせ方を間違うと「背伸びしたオシャレ」だと思われる危険性があるので注意が必要です。
ハットが似合わない理由は、大きく分けて3つあるので確認していきましょう。
ハットが似合わない理由の1つ目は、ツバの大きさと形が適切でないこと。
ツバが広すぎるハットは女性向けのイメージが強いため、コーディネートが難しいのです。
出典:フォーエバー21公式通販サイト
また、このようにツバが大きく波打つタイプも、使いこなすのが難しいので避けるようにしましょう。
出典:ディノス公式通販サイト
以下のようにツバが小さく、波打ちが少ないタイプを選ぶと使い勝手抜群です。
出典:amazon
ハットが似合わない理由の2つ目は、高さがありすぎるタイプを選んでいること。
出典:amazon
このようなハットは、頭だけを強調してしまうため全体のバランスが悪くなってしまいます。
特に面長の方がかぶるのは、絶対にNG。
ハットに高さがあるせいで、顔全体もさらに長く見えてしまう恐れがあります。
面長の方は、以下のようなタイプのハットがおすすめです。
出典:dfashion
頭の真ん中がへこんでいるので、縦のボリュームを落とす効果が狙えます。
ハットが似合わない3つ目の理由は、カジュアルなアイテムを使いすぎていること。
ハットは、フォーマルなファッションに本領を発揮するアイテムです。
パーカー、スニーカー、デニムなどで固めているところにハットをかぶってしまうとバランスが良くありません。
ハットを使う時は、きれいめを意識した以下のようなコーディネートがおすすめです。
出典:wear
シンプルで清潔感のあるコーディネートが、ハットをかぶることでさらに上品に見えていますね。
メンズファッションの帽子の人気ブランドは?
ニューエラ(NEW ERA)
出典:ニューエラ公式通販サイト
キャップを使う上でおさえておきたいブランドと言えば、ニューエラ。
1954年に誕生したニューエラの代表的なモデルである「59FIFTY」は、現在も世界中で愛されています。
また、1993年にはメジャーリーグの全チームの帽子を製造・販売する権利を取得。
第一線で活躍するスポーツ選手も、その品質の高さを評価しています。
プロも認める優れた機能性はもちろん、豊富なデザインからキャップを選びたい方におすすめのブランドです。
ニューエラ公式通販サイト
アディダス(adidas)
出典:アディダス公式サイト
アディダスは、1948年に設立したドイツのスポーツ用品メーカー。
帽子だけでなく、スニーカー、バッグ、ジャージなど様々なファッションアイテムが取り揃い、日本でも絶大な支持を集めています。
帽子も特徴的なロゴの入ったモノや、シンプルな英字のモノまで様々なタイプが選択可能。
またフリーサイズではなく、細かくサイズ別に分かれて販売している製品が多いのも魅力的です。
「自分に合ったサイズの帽子がない」とお悩みの方は、ぜひアディダスで探してみてください。
アディダス公式サイト
ステューシー(STUSSY)
出典:ステューシーオンラインサイト
ステューシーとは、1980年にショーン・ステューシーが仲間のためにTシャツをデザインしたことから始まったブランドです。
当初はレゲエミュージシャンやDJなどから人気を集めていましたが、現在はストリートファッションの1つとして定着。
鮮やかなカラーのキャップや、シンプルで使いやすいハットまで幅広い製品を展開しています。
90年代のテイストが好きな方はもちろん、いつものファッションにアクセントをつけたい方にもおすすめです。
ステューシー オンラインサイト
ベイリーハット(baily hat)
出典:amazon
高級感と品のあるハットが欲しいなら、こちらのブランドがおすすめ。
ベイリーハットは、1922年にロサンゼルスで設立された帽子専門ブランドです。
デザインだけでなく素材や作りの良さにも定評があり、長く使ってもシルエットが崩れません。
現代風のデザインと西洋のデザイン部門に分かれており、好みに合ったハットが手に入るでしょう。
メンズファッションの帽子の春夏秋冬コーデ
春に人気のコーデ
出典:チャンピオン オンラインストア
日射しが気になり始める春は、キャップを使った爽やかなコーディネートがおすすめ。
出典:wear
爽やかなイエローのシャツに、黒のキャップを合わせることで全体が引き締められています。
イエローやピンクなどは男性には挑戦しにくいと思われがちですが、柔らかいイメージを与えられるので春にピッタリのカラー。
いつも同じようなファッションばかり選んでしまう時は、そういったカラーに挑戦するのも良いと私は思います。
夏に人気のコーデ
出典:アディダス オンラインストア
夏は日射しが強く、紫外線が気になる季節。
目や肌を守るためにも、キャップは積極的に取り入れたいところです。
暑さ対策とオシャレを両立するには、このようなコーディネートがおすすめ。
出典:wear
爽やかな白のシンプルなTシャツとデニムに、キャップが良いアクセントをつけていますね。
無地のTシャットとキャップはとても相性が良いので、シンプルなスタイルが好きな方はぜひ取り入れてみてください。
秋に人気のコーデ
出典:ビームスアウトレット
空気が澄んで気持ちの良い秋は、大人っぽさを感じられるハットに挑戦してみましょう。
初めてハットを取り入れる時は、どんなアイテムとも相性が良い黒のハットがおすすめ。
出典:wear
ここでキャップやニット帽をかぶるとラフな印象になりますが、ハットをかぶることで大人っぽさを演出してくれます。
冬に人気のコーデ
出典:amazon
冬の寒さ対策とオシャレを両立してくれるのが、ニット帽。
以下のようなボリュームが少なく高さのないニット帽は、様々なアイテムと合わせやすいのでおすすめです。
出典:楽天
ただし、ニット帽は頭が蒸れやすくなるので気になる方もいますよね。
汗や蒸れが気になる方は、冬もキャップでオシャレを楽しむのかおすすめです。
出典:wear
重たくなりがちなダウンジャケットですが、あえてキャップを使うことで軽やかな印象を与えていますね。
まとめ
出典:ビームスアウトレット
ここまで帽子の合わせ方のコツや、おすすめのコーディネートについてご紹介してきました。
帽子は種類やデザインが豊富なので、どんなタイプを選べば良いか難しいですよね。
そんな時は、「カジュアルに見せたいのか?」もしくは「フォーマルに見せたいのか?」を考えて選ぶのをおすすめします。
カジュアル派の方はキャップ、フォーマル派の方はハットから取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、帽子に慣れていない方は奇抜なデザインよりも、オーソドックスなデザインから挑戦してみましょう。
ぜひこの記事を参考に、お気に入りの帽子を見つけてオシャレを楽しんでくださいね。
参考:【最新】メンズファッション通販激安5選!マネキン買いならここ!