サラリと羽織るだけで防寒対策ができるカーディガン。
フォーマルにもカジュアルにも使えるので、1年を通して活躍するアイテムです。
今回の記事では、カーディガンの選び方や素材別の手入れの方法などを詳しくご紹介。
秋冬のおすすめカーディガンコーデもピックアップしていますので、参考にしてみてください。
目次
メンズファッションカーディガンの着回しやすい種類は?
出典:ZOZOTOWN
一言でカーディガンと言っても、店頭やインターネットで手に入る製品には実にさまざまなデザインがあります。
ここでは、特に着こなしやすいデザインを厳選してご紹介。
カーディガン選びの参考にしてみてください。
Vネックカーディガン
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カーディガンのなかで最もオーソドックスなのが、襟元がV字のタイプです。
ボタンの明け閉めによって、簡単に表情を変えられるのがVネックカーディガンの魅力。
きちんと感を出したいときは、ボタンを全て閉じて着用しましょう。
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そして、ボタンを全て開けて着ると、カジュアルな印象になります。
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このように、フォーマルにもカジュアルにも対応できるのがVネックカーディガンの特徴です。
ラップカーディガン
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ラップカーディガンの「ラップ」とは、英語で「包む」という意味。
つまり、ラップカーディガンとは体を包み込むようなデザインのカーディガンを指します。
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フロント部分にボタンがないため、直線的なシルエットになるのが特徴。
ゆったりとした印象を与えるので、大人のリラックスコーデにおすすめです。
スタンドカラーカーディガン
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スタンドカラーとは、襟が立っているデザインのこと。
襟が立っていることで顔を小さく見せたり、男性らしい印象を与えたりすることが可能です。
また、スタンドカラーカーディガンにはボタンのモノだけでなく、シングルジップやダブルジップの製品もあります。
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ボタンがないので見た目がシンプルになるだけでなく、ジャケットのようにかっちりとした印象になるのが特徴。
チャックを全て閉じればボリュームがほとんどなくなるので、コートのインナーとしても使えます。
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このように、1枚でも重ね着でも使えるのが、スタンドカラーカーディガンの魅力です。
コーディガン
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コーディガンとは、コートのように見えるロングカーディガンのことです。
コートほど厚みがないのでサラリと着られるのはもちろん、カーディガンよりも防寒力に優れているのが特徴。
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ゆったりとしたシルエットは、コートのように窮屈な印象を与えません。
羽織るだけで簡単に今っぽいコーデが作れる優秀なアイテムです。
メンズファッションカーディガンのおすすめ素材はウール?コットン?
出典:ZOZOTOWN
カーディガンの素材には、ウール・アクリル・コットン・リネンなどさまざまなモノがあります。
素材によって手入れの仕方や性質などが変わるため、それぞれの特徴をしっかりとおさえていきましょう。
ウール
ウールとは、羊毛もしくは羊毛で作られた織物のことです。
天然素材なので肌に優しいだけでなく、ウールには下記のような特長があります。
冬に着るイメージがあるウールですが、実は吸湿性に優れているので夏にも活躍する素材。
また、カーディガンやセーターだけでなくスーツにも使われるほど、型くずれしにくいのも魅力です。
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表面にゴミやホコリがついた場合は、洋服ブラシで優しく取り除くと汚れや毛玉などの発生を防げます。
また、臭いが気になる時は手で形を整えて、湿気の少ない場所にかけておいてください。
長く着られるように、しっかりと手入れをしてあげましょう。
コットン
世界の繊維生産量の約30%を占めるコットンは、カーディガンだけでなくさまざな衣料品に使われる素材。
世界中の人から親しまれているコットンには、下記のような特長があります。
コットンはとても手触りがよく、生まれたての赤ちゃんの衣服やタオルにも推奨されている素材。
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チクチクとした感触がないので、肌の弱い方でも快適に着られるのが魅力です。
デメリットは、繊維自体が縮みやすいので型崩れを起こしやすいこと。
洗濯ネットに入れておしゃれ着洗いをしたり、手洗いをしたりする必要があります。
洗濯方法は製品によって異なるため、製品についたタグをよく確認しましょう。
アクリル
出典:ZOZOTOWN
アクリルとは、ポリエステルやナイロンと共に3大合成繊維と呼ばれている素材。
ウールに似た性質があるため、カーディガン・セーター・マフラー・手袋などに利用されている繊維です。
アクリルには、下記のような特長があります。
ウールよりも肌触りが劣るとされるアクリルですが、使用する糸の量を多くすることで、ふんわりとした肌触りを実現しているモノもあります。
また、耐久力にも優れているので、気軽に着られるのもアクリルの魅力です。
デメリットは、吸水性がほとんどないため汗をかくとベタついてしまうこと。
高温多湿な日本の夏には、アクリルは不向きな素材であることを覚えておきましょう。
春夏でもアクリル製のカーディガンを着たいときは、コットンなどの吸湿性に優れた繊維が混合されているモノを選ぶとよいでしょう。
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また、アクリルには静電気が発生しやすかったり、毛玉ができやすかったりする性質もあります。
洋服用の静電気除去スプレーをかけ、こまめなブラッシングをするように気をつけると快適に着られますよ。
リネン
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リネンとは、麻の一種である「亜麻」という植物から作られた生地のことです。
タオルやバスマットなどに使われるイメージの強いリネンには、下記のような特長があります。
リネンの持ち味は、扱いやすさと着心地のよさ。
洗うほどに生地が柔らかくなるので、質感の変化も楽しめます。
難点としては、生地がシワになりやすくきれいに伸ばすのも難しいこと。
シワの風合いはリネンの魅力ですが、フォーマルなファッションに使いたい方には不向きだと私は思います。
メンズファッションカーディガンのおすすめ秋冬コーデは?
秋のおすすめコーデ
出典:スプートニクス
肌寒さを感じたらさっと着られるカーディガンは、秋のコーデに大活躍。
シャツやトレーナーなどに羽織るだけで、いつもと違うニュアンスのスタイルが簡単に作れます。
最もオーソドックスで真似しやすいのが、下記のような組み合わせです。
出典:スプートニクス
深みのあるワインレッドのカーディガンが主役のコーデ。
白シャツと黒パンツのシンプルな組み合わせに、カーディガンがしっかりとアクセントをつけています。
膨張色である白シャツがカーディガンで引き締められており、着痩せ効果も期待できるコーデです。
次に、ハイネックのカーディガンを使ったコーデを見てみましょう。
出典:スプートニクス
首回りまで襟がきているので、防寒力とスタイリッシュさを両立させたコーデです。
上記のカーディガンはカシミヤとウールが混合された素材なので、1枚でも十分に暖かいのがポイント。
ボタンを全てとめればコートのインナーとしても着られるので、秋から冬にかけて重宝するカーディガンです。
冬のおすすめコーデ
出典:スプートニクス
寒さが気になる冬のコーデでカーディガンを使うときは、素材やデザインを冬仕様にするのがポイント。
まずは、コーディガンを主役にしたコーデをみていきましょう。
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このコーディガンの特徴は、全面裏ボア起毛により、羽織るだけでコートのように暖かさを確保できること。
襟元の色が違うツートーンカラーになっているので、ヤボったい印象になりません。
ボトムはスリムにまとめられており、コーディガンのビッグシルエットが引き立てられたコーデです。
続いて、カジュアルなコーデが好きな方は下記のような組み合わせがおすすめ。
出典:WEAR
黒のパーカーにボアのカーディガンを重ねているので、防寒力にも優れています。
カーディガンを合わせているので、一般的なアウターのように着ぶくれ感がなくすっきりと着られるコーデです。
まとめ
出典:ZOZOTOWN
ここまで、カーディガンの選び方やおすすめコーデについて紹介しました。
カーディガンはきちんと感を出したいときにも、リラックスコーデにも使える万能なアイテム。
清潔感もあるため、女子ウケするコーデをしたい方にもおすすめです。
この記事を参考に、カーディガンコーデを自由に楽しんでみてくださいね。