秋冬のメンズファッションに欠かせないアイテムといえばニット。



1枚あるだけで季節感が増すだけでなく、防寒力に優れているのも魅力です。



この記事では、今の季節に大活躍するニットの選び方とおすすめブランドを紹介。



これからニットを買う予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。



メンズファッションニットはどう着こなす?




ニットの首の形はどう選ぶ?





出典:ZOZOTOWN



同じ素材で作られたニットでも、首の形によって与える印象は大きく異なります。



ここでは、特に着こなしやすい首の形とコーデの方法をご紹介しましょう。



クルーネック





出典:ZOZOTOWN



ニットのなかで最もオーソドックスな首の形がクルーネックです。



いわゆる「丸首」のことで、Tシャツやトレーナーなどのアイテムもほとんどがこの形をしています。



クルーネックはカジュアルな印象を与えやすいので、デニムパンツやスニーカーなどのアイテムと相性抜群。




出典:ZOZOTOWN



手持ちにカジュアルなアイテムが多い方は、クルーネックを選べば間違いないと私は思います。



Vネック





出典:ZOZOTOWN



Vネックは、その名の通り首がVの字になった形のこと。



鎖骨がしっかりと見えるので、体格のよい方でもスマートに見せる効果があります。



また、ニットの下にシャツを重ね着したいときにもVネックはおすすめ。




出典:ZOZOTOWN



クルーネックでは埋もれてしまう襟が、Vネックと合わせることでしっかりと見えるようになります。



このように重ね着に重宝するVネックですが、単独で着るときは注意が必要です。




出典:ZOZOTOWN



V字が深すぎると「カッコつけ過ぎている」ように見えて、女子ウケがよくありません。



Vネックニットだけで着るときは、切り込みが深すぎないモノを選んでみてください。



タートルネック





出典:ZOZOTOWN



亀(タートル)が首(ネック)を出している姿から名付けられたのがタートルネックです。



首まわりをしっかりと覆えるので、防寒力が抜群なのが特徴。




出典:ユニクロ公式オンラインサイト



マフラーなどを使用せずとも首まわりが暖かいので、11~3月ごろのコーデに大活躍します。



タートルネックは知的なイメージを与えてくれるので、ジャケットとの相性は抜群。




出典:ZOZOTOWN



また、下記のようにチェスターコートと合わせるのもおすすめです。




出典:ZOZOTOWN



チェスターコートは襟が大きく開いているので、タートルネックの持ち味である首のラインをさりげなくアピールできます。



このようにさまざまな組み合わせができるタートルネックですが、体格のよい方や首の太い方の場合は注意が必要です。




出典:ZOZOTOWN



タートルネックには肩や首の肉感を逃がす場所がないため、体格のよさが際立ってしまいます。



体格のよさが気になる方は、首もとを折り返す必要のない「ハイネック」を選ぶと良いでしょう。




出典:ZOZOTOWN



首もとにボリュームが出ないので、スッキリとした印象が与えられますよ。



編み目の選び方は?





出典:ZOZOTOWN



ニットの印象を左右するのが、編み目の種類。



編み目が変わると着こなし方も大きく変わるため、代表的なパターンを順番にご紹介します。



ケーブルニット





出典:ZOZOTOWN



ケーブルニットとは、縄のように編んだ「ケーブル編み」を胸や袖などに施したセーターのこと。



イギリスの伝統的な「フィッシャーマンセーター」などに見られる柄です。



立体的な表情が出るのでニットらしさを楽しめるのはもちろん、防寒力にも優れているのが特徴。



生地に厚みがあるので、1枚でもサマになるのも魅力です。



リブニット





出典:ZOZOTOWN



リブニットとは、縦にウネのような凹凸の筋があるニットのこと。


横への伸縮性に優れているため、体にフィットするアイテムが多いのが特徴です。



また、縦のラインが強調されるので、スタイルをよくする効果も期待できます。



ケーブルニットのようにボリュームがないため、秋冬のおしゃれに最適。




出典:ZOZOTOWN



重ね着してもボリュームが出ないので、すっきりとしたコーデを楽しめます。



ワッフルニット





出典:ZOZOTOWN



ワッフルニットとは、お菓子のワッフルのような格子状の凹凸があるニットのこと。



上品さとカジュアル感のバランスがよく、世代を問わず着られるのがワッフルニットの魅力です。



程よいボリューム感があるため、重ね着はもちろんワッフルニットだけで着てもおしゃれに見えます。




出典:ZOZOTOWN



柔らかな印象もプラスできるので、大人のきれいめファッションに最適なアイテムです。



メンズファッションニットのおすすめカラーは?




おすすめカラー①グレー





出典:ZOZOTOWN



さまざまなアイテムと合わせやすいニットですが、カラーによっては、子どもっぽい印象を与えてしまうのが難点。



落ち着いたコーデをしたい方は、グレーを選ぶのがおすすめです。



定番のジャケットスタイルは、大人っぽく落ち着いた印象に。




出典:ZOZOTOWN



デニムとスニーカーのカジュアルなアイテムで固めても、ラフ過ぎる印象になりません。




出典:ZOZOTOWN



このようにグレーはフォーマルにもカジュアルにも使える万能カラーなので、ニット初挑戦の方にぴったりです。



おすすめカラー②ホワイト





出典:ZOZOTOWN



秋冬コーデの王道カラーであるホワイト。



暗くなりがちな冬のコーデが明るくなるだけでなく、メリハリをつける効果も期待できます。




出典:スプートニクス



なお、ホワイトのニットを1枚で着るときは、ボリュームのあるケーブル編みを選ぶのがおすすめ。




出典:スプートニクス



適度な立体感が生まれるので、ニット1枚で着ても華やかな印象が与えられると私は思います。



おすすめカラー③ネイビー





出典:ZOZOTOWN



上品さと着まわし力の高さから、1枚あると便利なのがネイビーのニットです。



シャツと合わせると、清潔感たっぷりな女子ウケ抜群コーデに。




出典:ZOZOTOWN



ダウンジャケットと合わせても、ボリュームが出にくいので子供っぽくなりません。




出典:ZOZOTOWN



もちろん、ネイビーのニット1枚で着ても品よく見せてくれます。




出典:ZOZOTOWN



おしゃれ初心者から上級者まで使える、汎用性の高いカラーがネイビーです。



メンズファッションニットのおすすめブランドは?




Letroyes(ルトロワ)





出典:ZOZOTOWN



2009年にフランスのシャンパーニュ地方でスタートしたブランドがルトロワです。



どこか懐かしさを感じるデザインと品のよさがあり、年代を問わず使えるニットを取り揃えています。



毎日でも着たくなる着心地のよさと、生地のへたりにくさがあるため普段使いに最適。



機能性とデザイン性の両方を追求したい方におすすめのブランドです。



ルトロワ公式通販サイト



SHIPS(シップス)





出典:ZOZOTOWN



きれいめカジュアルが好きな20~30代におすすめのブランドであるシップス。



今期は「ウールマーク認証」をクリアした特別なニットが登場しています。




出典:シップス公式オンラインストア



ウールマーク認証とは、羊の新毛を100%使用しなければ認定されない品質保証マークのこと。



このマークに認証されたニットは柔らかな肌触りと保温力に優れており、秋冬のコーデに最適です。



また、ニットのデザインもクルーネックやタートルネックなど使いやすいモノが取り揃えられています。



カラーバリエーションも豊富なので、色違いで揃えるのもおすすめです。



シップス公式オンラインストア




UNIQLO(ユニクロ)





出典:ユニクロ公式オンラインストア



質の高いニットが手頃な価格で手に入るブランドといえば、ユニクロです。



繊維の宝石と呼ばれるカシミヤを100%使ったニットや、上質なウールを100%使ったニットなどを販売しています。




出典:ユニクロ公式オンラインストア



特にカシミヤ100%のニットが、5,000~6,000円代で購入できるのはかなりお得。



シンプルなデザインなので、トレンドを気にせずに長く着られるのも嬉しいポイントです。



人気のグレーやブラックなどは早期に完売することもあるため、気になる製品は早めにチェックしましょう。



ユニクロ公式オンラインストア



まとめ





出典:ZOZOTOWN



ここまで、ニットの選び方のコツやおすすめブランドなどを紹介しました。



一言でニットと言っても、デザインやカラーが変われば与えるイメージは全く異なります。



また、コートを着ている時と脱いだ時のバランスが崩れていないか、しっかりとチェックすることも重要です。



手持ちのアイテムとの合わせやすさや、体型なども考慮しながら最適な1枚を探してみてください。