スーツにはもちろん、カジュアルなファッションにも欠かせないアイテムなのが「ベルト」。
ベルトはコーデ全体に占める面積が狭いので、あまり重視していない方も多いかも知れません。
しかし、ベルトをきちんと着こなせるとコーデが上品に見えたり、大人っぽい印象を与えたりする効果もあります。
この記事では、ベルトの着こなし方を詳しく解説。
新しいベルトを購入する予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
メンズファッションベルトの着こなしのポイントは?
体型に合う長さのベルトを選ぶのが原則
男性用のベルトには、ほとんどの製品に5つの穴が開いています。
ベルトをバランスよく着用するには真ん中の穴に通すのが原則。
真ん中にベルトを通すことで、両端の余った部分がきれいに見えるようにデザインされているからです。
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ベルトを真ん中の穴に通せない場合は、自分の体型とベルトの長さが合っていない証拠。
一般的な穴の間隔は2.5~3cmなので、真ん中の穴からずれている数に応じてベルトのサイズを変えてみましょう。
なお、同じサイズ表記のモノでも、製品によってベルトの長さは微妙に異なります。
ベルトを購入するときは、面倒でも必ず試着してみてください。
ビジネスシーンでベルトを着こなすポイント
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ビジネスシーンでは、ベルトと靴の色を合わせるのが基本です。
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黒の靴を履いている方は、ベルトも黒いモノを選びましょう。
色をバラバラにしてしまうと、チグハグな印象を与えてしまうので注意してください。
また、ベルトの幅にも細かなルールがあるのをご存じでしょうか。
ビジネスシーンで使うベルトの幅は、3cm以下のモノを選ぶのが原則。
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太すぎるベルトはカジュアルな印象を与えてしまい、スマートに着こなすことができません。
ビジネスシーンで必要なベルトを買うときは、事前に幅をきちんと確認してから購入するようにしましょう。
カジュアルにベルトを着こなすポイント
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カジュアルなファッションでベルトを着ける場合、幅は3.5~4cmが目安です。
4cm以上の太さになるとベルトの比率が高すぎて足が短く見えてしまったり、ベルトループに通せなかったりするので気をつけましょう。
近年の傾向としては、シャツをボトムスに入れる「タックイン」スタイルが浸透しています。
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タックインの効果は、視線がベルトの位置に集まるので足を長く見せられること。
トップス・ボトムス・シューズも全てベルトと同系色で揃えると、境界線が分かりにくくなるので、さらに足長効果を期待できます。
また、最近ではあえてベルトを垂らすスタイルが流行しているのをご存じでしょうか。
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このアイテムは、ガチャガチャと音がすることから通称「ガチャベルト」と呼ばれるベルトです。
120~150cmくらいの長さが一般的で、ベルトの余りの部分を垂らして着用します。
ガチャベルトにはコーデにアクセントをつける効果があり、10~20代の若者から支持されています。
チノパンやワイドパンツなど、さまざまなボトムスと簡単に合わせられるのも人気の秘密です。
ただし、ガチャベルトは30代以降の大人の男性が着けると子供っぽい印象になるので、あまりおすすめできません。
ベルトをきれいに見せるには、ジャストサイズで着けるのが原則。
自分の体型に合うベルトを選んで、かっこよく着こなしてくださいね。
メンズファッションベルトのおすすめの素材は?
本革
牛・馬・羊などの動物の革で作られた素材のことを、本革(天然皮革)といいます。
同じ種類の動物でもシワや傷痕などには個体差があるので、加工後の風合いが少しずつ異なるのが特徴。
時間が経つにつれて色や質感も変化するので「育てる」楽しみもあります。
他の素材と比べると値段も高くなりますが、スーツと合わせるなら本革製のベルトが断然おすすめ。
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本革ならではの上品な光沢と質感は、どんな色のスーツにもしっくりと馴染んでくれます。
難点としては、手入れや保管に気を遣う必要があること。
本革のベルトは湿気に弱く、カビが発生しやすい素材です。
使用後はパンツからベルトを外し、湿気がこもらないようにしましょう。
また、折りグセをつけないように、ベルトを吊るして保管するのも重要なポイント。
ホコリをブラシで払ったり、保湿クリームを塗って保護したりすると、さらに革が長持ちしますよ。
しっかりと手入れをして、本革ならではの上品さと質感を長く楽しみましょう。
合成皮革
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天然の布地に合成樹脂を塗り、天然皮革に似せたモノを合皮(合成皮革)といいます。
合成樹脂には、ポリ塩化ビニルやポリウレタン樹脂などを使うのが一般的。
水をはじくので汚れにくく、天然皮革と同じような見た目が楽しめます。
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また、安価なモノであれば、1,000円ほどでも購入できるのも魅力です。
合成皮革のデメリットは、時間が経つにつれて表面がポロポロと崩れてしまうこと。
使用環境によって多少前後しますが、合成皮革の寿命は3年ほどと言われており、長持ちさせるのが難しい素材です。
そして、合成皮革は天然皮革に似せて作られているものの、風合いや匂いまでは再現することができません。
カジュアルなファッションで楽しむならおすすめですが、スーツと合わせるのは避けた方が良いと私は思います。
スエード
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革の裏側を起毛させた素材のことを、スエードといいます。
毛羽立った表面には独特のツヤがあるため、上品な雰囲気が特徴。
いつものコーデに加えるだけで、ラグジュアリーな雰囲気になるのも魅力です。
スエードの難点は、本革と同じように湿気に弱いので、きちんとした手入れが必要なこと。
ブラッシングをしたり、クリームで保湿したりするのも忘れないようにしましょう。
メンズファッションベルトのおすすめカラーは?
ブラック
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ベルトのカラーで最も使いやすいのが、ブラックです。
どんなデザインのスーツにもしっかりと馴染むので、ビジネスシーンでも重宝します。
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また、ブラックはカジュアルなアイテムとも相性抜群です。
デニムやチノパンなどのアイテムも、ブラックのベルトを使えばピリッと引き締めてくれます。
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例え安価なベルトでも、ブラックを選べば高く見えるのも嬉しいポイントです。
はじめの一本として購入するなら、ブラックが間違いないと私は思います。
ブラウン
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ブラックの次におすすめなのが、ブラウンのベルトです。
さまざまなコーデに合わせられるのはもちろん、ブラックよりも柔らかな印象になるのが特徴。
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上記のように、コーデにメリハリをつけることができます。
なお、スーツにブラウンのベルトを合わせるときは、明るいモノは避けるのが無難です。
明るいブラウンはカジュアルな印象を与えるので、深みのあるブラウンを選ぶようにしましょう。
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さらに、就活生の場合はブラウンのベルトはあまり好ましくありません。
きちんとした印象を与える、ブラックのベルトが基本だということを覚えておきましょう。
まとめ
出展:ZOZOTOWN
ここまで、ベルトを着こなすポイントやおすすめの素材などを紹介しました。
コーデに占める面積は狭いですが、メリハリをつけたり上品さをプラスしたりできるのがベルトです。
着用するシーンに合わせてベルトを使い分けることができれば、一気におしゃれ上級者へ近づけると私は思います。
この記事を参考に、自分に合うベルトを見つけてみてくださいね。