メンズファッションにおいて、パンツはコーデ全体の雰囲気を決める重要なアイテム。
さまざまなデザインや素材があるだけでなく、トレンドもすぐに移り変わってしまうので、つい同じようなモノを選んでしまいがちです。
そこで、この記事ではパンツの選び方や季節ごとのおすすめコーデをご紹介。
パンツ選びに悩んでいる方はもちろん、トレンドを知りたい方も参考にしてみてくださいね。
目次
メンズファッションのパンツの選び方
パンツの素材で選ぶ
出典:ZOZOTOWN
デニム
出典:ZOZOTOWN
パンツの素材で代表的なモノといえば、デニム(ジーンズ)。
カジュアルコーデには欠かせない素材で、ダメージ加工やリメイクが施されているモノもあります。
そんなデニム生地の長所は、履き続けるごとに程よく色落ちし、味が出てくること。
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また、どんなアイテムとも相性が良いので、1本あるだけで着こなしの幅が広がります。
難点としては、洗濯によって色落ちしたり、生地が傷んでニュアンスが変わってしまうこと。
劣化を防ぐためには、洗濯機に入れる前にボタンを閉じたり、裏返したり、デニムだけで洗ったりと手間がかかってしまいます。
デニムはさまざまなアイテムとの組み合わせが楽しめますが、手間なく清潔に履き続けたい方には不向きの素材なのを覚えておきましょう。
スウェット
出典:ZOZOTOWN
スウェットは、吸水性・伸縮性・保温性に優れている素材。
生地が柔らかいのでリラックスして着用できるだけでなく、手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。
また、裏起毛タイプは生地がへたりにくく、寒い時期にも重宝します。
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難点としては、スウェットパンツはカジュアルになりやすいアイテムだということ。
組み合わせを間違えると、ラフに見えすぎることもあるので注意しましょう。
スウェットパンツの初心者の場合は、グレーや白よりも黒やネイビーがおすすめ。
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このように、トップスにTシャツを合わせても落ち着いた印象が簡単に作れますよ。
パンツの丈で選ぶ
10分丈
出典:スプートニクス
10分丈とは、足首から足首を覆うくらいの長さの丈を指します。
きれいめファッションや、フォーマルな場面できっちりとした印象にしたい時に最適。
出典:ZOZOTOWN
販売数が一番多い丈の長さなので、幅広いデザインや素材から選ぶことが可能です。
難点としては、動きを妨げてしまったり、重たい印象になったりすること。
また、ガッシリ体型や痩せ型の方が10分丈を着用すると体型をより強調してしまうこともあるので注意しましょう。
7分丈
出典:スプートニクス
7分丈とは、すねが見えるくらいの長さの丈のこと。
この長さのパンツは、「切り取った」という意味でクロップドパンツと呼ばれます。
10分丈よりも涼しさを感じやすく、春・夏のファッションに最適。
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また、マンネリになりがちなコーデにアクセントを加える効果もあります。
難点としては、ちょうどいい長さを見つけるのが難しいこと。
デザインやメーカーの種類によって長さがかなり変わってくるため、思い通りのシルエットが出せないことがあります。
クロップドパンツについては、「おすすめパンツ」の項目で詳しく解説しますので参考にしてくださいね。
5分丈
出典:ZOZOTOWN
5分丈は膝上から膝にかかるくらいの長さを指します。
ハーフパンツやショートパンツとも呼ばれる長さで、夏のコーデには欠かせないアイテムです。
特にスニーカーやサンダルとの相性が抜群で、軽やかに動きたい時におすすめ。
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難点としては、フォーマルなアイテムとの相性が悪いこと。
テーラードジャケットや、革靴などのアイテムとハーフパンツは基本的には合わせられません。
また、露出が増えることで不快感を与えてしまったり、子どもっぽい印象を感じさせたりすることを覚えておきましょう。
メンズファッションのおすすめパンツ3選
おすすめパンツ①黒スキニー
出典:スプートニクス
カジュアルにも、フォーマルにも着こなせる優秀なアイテムなのが黒スキニー。
いつものコーデを黒スキニーに変えるだけで、大人っぽく見えたりスタイルが良く見えたりする効果があります。
ただし、ブランドや値段で選ぶと失敗する可能性が高いのが黒スキニーパンツの難点。
一人ひとりの体型にしっかりと合わせなければ、黒スキニーを履いてもおしゃれに見えないためです。
自分の体型に合った黒スキニーを選ぶには、以下の3ヵ所のサイズをしっかり確認してみましょう。
この3ヵ所がゆるすぎたりきつ過ぎたりすると、黒スキニーをかっこよく着ることはできません。
すべての箇所のサイズがぴったりだと、以下のような美しいラインができあがります。
出典:スプートニクス
ゆるんでいたり、窮屈に見えたりせず、まっすぐな足のラインができていますね。
黒スキニーパンツを試着する時は、「余分なシワがないか?」「突っ張る箇所はないか?」鏡を見ながら十分に確認してから購入しましょう。
おすすめパンツ②ジョガーパンツ
出典:ZOZOTOWN
ジョガーパンツとは、スウェットやジャージーなど着心地のよい素材でできたパンツのこと。
すそがリブやゴム仕様になっており、動きを妨げないのも特徴です。
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「ジョガー」という名前の通り、元々はジョギング用のパンツを指していました。
スポーツシーンで活躍するアイテムだけに、カジュアルなコーデにぴったり。
最近はスウェットだけでなく、コットンや麻などさまざまな素材やデザインが展開されるようになり、フォーマルにも対応できる優秀なアイテムです。
初めてジョガーパンツに挑戦する方におすすめなのが、こちらのタイプ。
出典:ZOZOTOWN
デニム生地を使用しているので、いつものデニムパンツ感覚で着用できます。
また、下記のようなタイプも使い勝手抜群です。
出典:ZOZOTOWN
履き心地はそのままに、落ち着いた印象を与えられるカーキのジョガーパンツ。
リラックスしながらも、おしゃれを楽しみたい時にピッタリだと私は思います。
なお、カラーで冒険したくない方は、ネイビーや黒をチョイスすると間違いありません。
おすすめパンツ③クロップドパンツ
出典:ZOZOTOWN
7分丈パンツの代表的なアイテムと言えば、クロップドパンツ。
かっこよく着こなすためのポイントは、少しタイトめなモノを選ぶことです。
出典:ZOZOTOWN
このように、足のラインがきれいに出せてスタイルが良く見える効果があると私は思います。
また、きっちりとした印象にしたい時はネイビーをチョイスするのがおすすめ。
出典:スプートニクス
スニーカーはもちろん、革靴などフォーマルなアイテムとも合わせられるカラーです。
また、こなれた印象にしたい時はグレーをおすすめします。
出典:スプートニクス
グレーのクロップドパンツの場合は、サンダルやスニーカーなどのアイテムと相性抜群。
ただし、トップスにはシャツやポロシャツなどを合わせるようにしましょう。
出典:スプートニクス
フォーマルなアイテムをトップスにもってくることで、カジュアル過ぎない組み合わせができますよ。
メンズファッションのパンツおしゃれコーデ
春夏のおしゃれコーデ
出典:メンズファッションプラス
まずは、寒暖差のある春を乗り切るのにおすすめなコーデからご紹介します。
出典:スプートニクス
引き締め効果のある黒のカーディガンと、デニムのコーディネートです。
ポイントは、明るい色合いのデニムと白のスニーカーを着用していること。
黒のカーディガンに濃い色を合わせてしまうと暗い印象になるため、このカラーが大正解です!
続いて、夏の暑さを吹き飛ばす爽やかなコーデはこちら。
出典:メンズファッションプラス
青のシャツにシンプルなボーダーTシャツ、そして黒のハーフパンツを合わせています。
ハーフパンツは黒を選ぶことで、カジュアルさを程よく緩和。
ハーフパンツの丈もちょうどよく、周りに不快感を与えません。
快適さとおしゃれさがあり、ぜひ真似したいコーディネートですね。
秋冬のおしゃれコーデ
出典:ZOZOTOWN
羽織モノを楽しめるようになり、おしゃれの幅が一気に広がる秋。
下記のようなコーデは、程よく力を抜いたファッションを楽しみたい方にぴったりです。
出典:ZOZOTOWN
皮ジャンにあえてジョガーパンツを選ぶことで、こなれたコーデが実現。
「皮ジャンを着るとかっこつけた印象になってしまう」と悩んでいる方にもおすすめです。
続いて、どうしても着ぶくれしてしまいがちな冬のおしゃれ。
いかにスマートな印象を与えるかがポイントになります。
そこで、活用したいのが黒スキニー。
トップスにボリュームが出てしまっても、黒スキニーが全体を引き締めてくれます。
出典:スプートニクス
こちらのコーデではブルゾンジャケットを着用していますが、さまざまなアウターと合わせられるのが黒スキニーの魅力。
ボリュームを押さえてスマートなコーデを楽しみたい方は、黒スキニーパンツが1本あると重宝しますよ。
まとめ
出典:ZOZOTOWN
ここまで、パンツのおすすめアイテムやコーデについて解説しました。
長さはもちろん、素材やデザインによって表情が変わるのがパンツの特徴。
「コーデが何だかしっくりこない」と感じている方は、パンツの種類を見直してみましょう。
この記事を参考に、お気に入りのパンツを見つけてみてくださいね。